IT系の会社でアルバイトを始められたきっかけは
丁度なんとか、毎日外に出ることも
不可能ではないかもしれない、と感じているときに
知人から
「パソコンが得意な人を探している知り合いの会社がある。
事情も話しておけるから、アルバイトしてみないか」
というお誘いをいただいたことでした。
自分の心が潰れそうなときの逃げ出し先も
自分を育てるための情報の求め先も
ない勇気を振り絞って社会に関わる練習をした場所も
僕の場合はパソコンとインターネットでした。
必然的にパソコンには
毎日のように10時間以上触っていました。
働いてないので当然お金もなく
自分のような”社会のクズ”が
お金を使ってはいけないと思い込んでいたので
タダで自分の欲求を満たしたり
現実を忘れられるくらい夢中になれることを
延々と探しまわっていました。
必要にかられてパソコンをバラバラにして
組み立てなおしたりもしました。
だから、自分でもちょっとは
「パソコンが得意なほうかもしれない」
と思っていました。
そのおかげで知人のありがたい申し出を
思い切って受けることができたのです。